体にハリがあって傷は無く、活発に動き回るメダカが健康なメダカになります。
健康なメダカを選ぶことによって、飼育がしやすく失敗も少なくなります。
昨今のブームにより様々な品種があります。
種類によっては特徴が色々とありますので、好みなどから選ぶようにしましょう。
違う品種と飼おうと考えている人も多いと思います。
品種によって餌の食べ方や泳ぐスピードの違いもあるので、気を付けて管理をするようにしましょう。
例えばアルビノは視力があまりなく、餌を食べるのに遅れたり外敵にも狙われやすくなります。
飼っているメダカは逃がさない・放流などをしないようにしましょう。
日本原種の黒メダカであっても、本来の川に生息する黒メダカとは遺伝子などが違うために生態系を崩す恐れがあります。
メダカを飼うためには必要な用品があります。 迎える前に事前に揃えておくのをオススメします。
鉢タイプの水槽で飼うのが定番といわれていますが、水槽やグラスアクアリウムのようなインテリアにも合う容器を使用するとお洒落です。
ホテイ草(ホテイアオイ)を浮かべてビオトープを楽しみながら飼う場合は、屋外に置きやすい鉢タイプがオススメです。
飼う数については【1L】に対して2匹が目安になり、最大で20匹ぐらいが良いでしょう。
外にメダカの鉢などを置く場合は、雨によって水が溢れてメダカが一緒に流れる恐れがあります。
雨が入らないような場所に設置するか、雨対策をしないようにしましょう。
外で飼う際は猫やカラスなどの天敵を守る為に網を使用して守るようにしましょう。
外では園芸用の殺虫剤、室内では虫よけスプレーなどが水槽にかからないようにしましょう。
見た目だけではなく、本来の環境である川のように擬似的に見せることができる事によりメダカが落ち着くのが一番理由になります。
また有益になる微生物がわくような環境になるのもあります。
種類によって見た目だけではなく機能も違うので、自分の飼育方法に合うものを選ぶようにしましょう。
水替えのタイミングは季節によりますが、だいたい1~2週間を目安と言われています。
飼育に慣れてくると、メダカのエサの食いつきで水替えタイミングが判るようになります。
食いつきが悪くなった時が水替え時になります。
品種によっては、こまめの水替えが個体の発色などに繋がる場合もあります。
水を替える際は、水槽の1/3~1/4の水を交換します。その際、水温は水槽と同じ温度になるようにしましよう。
水は水道水を使用する場合は、カルキ抜きを入れて中和させてから使用してください。
水道水の塩素は人間には影響ありませんが、メダカには毒になります。
油膜のようなものが浮かぶことがありますが、これはバクテリアやその死骸になります。水替えで取り除くようにしましょう。
水草を入れている場合は、水草が枯れていたり腐っている部分は取り除くようにしましょう。
水質に悪影響与え、メダカにも良くありません。
普段から食べ残した餌などは取り除くようにして、水質を安定させるようにしましょう。
必須ではないですが、あるとメダカの飼育には便利な用品もあります。
水の汚れを取って綺麗にします。
メダカは流されやすいので水流がある商品より、【ろ過フィルター+エアー】の方が好みのエアーを選ぶことが出来るのでオススメです。
※別途エアーが必要になります。
水温を管理するのに必要です。
10℃でや30℃を超えてもメダカが死ぬようなことはありませんが、繁殖を考えている場合は水温は重要となりますので必須です。
1回に与える量の目安としては、5分くらいで食べきる量になります。
「チビチビ少しずつ、回数を沢山」を基本として、様子見ながら与える様にしましょう。
1日に与える回数は良く食べる時期(7月~9月)で3~4回、冬は食べる量が減るので回数を減らしたり、エサやりを止めたりして調節しましょう。
エサを与えた後は食べかすを、そうじスポイトなどで取り除くようにしましょう。
フレークタイプのが見た目は量が多く見えますが重さが軽く、計量スプーンなどで与える場合は顆粒タイプより多くなります。
顆粒タイプ | 0.25ccスプーンで【0.8杯】 |
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フレークタイプ | 0.25ccスプーンで【2杯】 |
春ごろの暖かい時期になると産卵をするようになります。
時期が近づいてきたら、卵を付けるれるような水草や市販されている繁殖藻などを準備します。
産卵したら、卵がついた水草又は繁殖藻ごと別の水槽などに移動して、大人のメダカに食べられないようにします。
孵化しても戻さず、大人のメダカとは別の水槽で育て10~15mmぐらいに育ったら、一緒の水槽で飼育出来る様になります。
※水槽の大きさに対して数が多い場合は、別の水槽などの購入し飼育した方が良いでしょう。
産卵する条件 | 水温18℃以上で日照時間が13時間以上であること。 ※屋内の水槽で飼っている場合は、ヒーターやライトで環境で整えると産卵します。 |
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死んでしまった卵や無精卵はカビが生えることがあります。
カビが生えた卵は白く濁っているなどの特徴があります。(通常は透明~黄色)
周りの受精卵に影響が出る為、見つけ次第早めに取り除くようにしましょう。
孵化は9~14日ぐらいでします。水温が高いほど早く生まれます。
「水温×産卵後の日数=250」でだいたいの日数が求められます。
エサは孵化してから3日ぐらいは与えなくても、体の中にある栄養で育ちます。
3日過ぎてからの専用フードや粒の細かいフードを与えましょう。稚魚の時は深く潜れないので、浮上性のフードを与えるようにしましょう。
専用フードだと粒が細かいだけではなく、必要な栄養素も入っていてあげやすくなっています。
またソヴリムシやイージーブラインなどの生き餌も人気あります。
食べ残しは水質悪化になり稚魚が死ぬ場合もありますので、スポイトなどでこまめに取り除くようにしましよう。
※個体や飼育環境などによって飼育方法が異なる場合があります。
こちらに書いている内容は一般的な飼い方になりますので、必ず購入したショップで詳しい飼育方法を聞いて確認してください。